国民年金20歳でどうすればいい?手続きや免除の仕組みを優しく教えるね

20歳の誕生日は、友達とお祝いしたり、お酒を飲めるようになったりして、ちょっと大人になった気分でワクワクするよね。でも、そんな楽しい気分のところに、日本年金機構から「国民年金」と書かれた青い封筒やハガキが届くんだ。

 

「え、何これ?お金払わなきゃいけないの?」って、びっくりして固まっちゃう子も多いはず。僕も20歳の時は、正直「今は学生だし、そんな大金払えないよ」って封筒を机の隅に追いやって、見なかったことにしたい気持ちでいっぱいだったんだよね。

 

でも、放置しちゃうのが一番もったいないし、後から自分が困ることになるんだ。今日は、当時の僕みたいに不安を感じている君に向けて、隣で一緒に歩くような気持ちで、解決策を優しく教えていくね。

 

この記事では、20歳になったら必要な国民年金の手続きや、お金が払えない時に使える免除の仕組み、将来損をしないための具体的なアクションが全部わかるよ。

 

20歳になったら国民年金はどうすればいい?まずは全体の流れを把握しよう

 

日本に住んでいる人は、20歳になった瞬間から全員「国民年金」に加入する義務が発生するんだ。これは法律で決まっていることだから、逃げることはできないし、拒否することもできないルールなんだよね。

 

でも、難しく考える必要はないよ。20歳になったら「年金手帳(または基礎年金番号通知書)」が届くから、それを確認することから始めればいいんだ。

 

届いた書類を確認して「基礎年金番号」を大切に保管しよう

 

20歳の誕生月になると、自宅に「国民年金加入のお知らせ」という書類が届く。昔は青い「年金手帳」が配られていたけれど、今は「基礎年金番号通知書」という青いハガキのような形式に変わっているんだ。

 

この中には、君だけの「基礎年金番号」が書かれている。これは一生使う大切な番号で、将来就職する時や年金を受け取る時に必ず必要になるから、絶対に失くさないように引き出しの奥にしまっておこうね。

 

もし数ヶ月経っても何も届かない場合は、住所登録が正しくできていない可能性がある。その時は、近くの役所か年金事務所に電話して「20歳になったけど通知が来ない」って相談してみるのが一番の近道だよ。

 

支払いは「誕生月の翌月」からスタートする

 

年金の保険料を払い始めるタイミングは、20歳の誕生日の前日が含まれる月の分からなんだ。例えば4月15日が誕生日なら、4月分から払うことになる。実際の支払いは翌月から始まるから、5月くらいに最初の納付書(請求書)が届くイメージだね。

 

月額は約1万7,000円。学生やアルバイトをしている身からすると、正直言ってかなりの大金だよね。「こんなの毎月払えるわけないじゃん」って絶望するかもしれないけど、安心してほしい。

 

この金額をそのまま払わなきゃいけないのは、正社員として働いていて安定した収入がある人の話。学生だったり、収入が少なかったりする人には、ちゃんと「待ってくれる制度」が用意されているんだ。

 

学生なら「学生納付特例制度」を使おう!手続きを忘れると損をする理由

 

君がもし大学生や専門学生なら、迷わず「学生納付特例制度(学特)」という仕組みを使ってほしい。これは、本人の所得が一定以下なら、在学中の保険料を「後回し」にできる神制度なんだ。

 

「払わない」のではなく「今は払えないから待ってね」という状態にするものなんだけど、これをしておくだけで将来のリスクがぐっと減るんだよ。

 

申請すれば「未納」ではなく「猶予」扱いになる

 

「払わなくていいなら、そのまま放置でいいや」と思うかもしれないけれど、それは絶対にダメ。手続きをせずに放置すると「未納」という扱いになって、将来もらえる年金が減るだけじゃなく、もしもの時の保証も受けられなくなるんだ。

 

学生納付特例を申請して受理されれば、それは「猶予(ゆうよ)」という扱いになる。この差はめちゃくちゃ大きいんだよね。

 

猶予されていれば、その期間は「年金に入っていた期間」としてカウントされる。これがあるおかげで、将来年金を受け取るために必要な「10年の加入期間」の条件をクリアしやすくなるんだ。

 

障害を負った時の「障害基礎年金」を守るための盾になる

 

年金って、実はおじいちゃんになってからもらうだけのものではないんだ。もし今、事故に遭ったり病気になったりして、体に障害が残ってしまった時、国からお金をもらえる「障害基礎年金」という制度があるんだよね。

 

でも、この障害年金をもらうためには「ちゃんと年金の手続きをしていたこと」が条件になる。もし「未納」のまま放置している時に事故に遭ったら、1円ももらえなくなってしまうんだ。

 

学生納付特例の手続きさえしておけば、もしもの時もしっかり守ってもらえる。だから、自分は健康だから大丈夫なんて思わずに、自分の未来を守るための「お守り」として手続きを済ませておこうね。

 

20歳で年金を払う余裕がない時の「免除・猶予」手続きを詳しく解説

 

学生じゃないけれど、フリーターや無職で「どうしても今、月1万7,000円を払うのは無理!」という人もいるよね。そんな時のために、収入に応じて保険料を免除してくれる仕組みがあるんだ。

 

これは恥ずかしいことでも何でもない。若いうちは収入が不安定なのが当たり前だから、国が用意してくれている「セーフティネット」を賢く使えばいいんだよ。

 

全額免除から4分の1免除まで!収入に合わせた4つの段階

 

国民年金の免除制度には、本人の所得(去年の年収)に応じて4つのパターンがある。全額免除、4分の3免除、半額免除、そして4分の1免除だね。

 

20歳になったばかりなら、前年の収入が少ない場合がほとんどだから、多くの人が全額免除や納付猶予の対象になるはずだよ。自分にどの免除が当てはまるかは、役所の窓口で「今、収入がこれくらいなんです」と正直に話せば、担当の人が計算してくれるから大丈夫。

 

「払えません」と黙って無視するのと、「払いたいけど今は厳しいので免除してください」と申請するのでは、天と地ほどの差がある。まずは自分の状況を伝える勇気を持とうね。

 

申請は郵送やスマホからでも簡単にできる

 

「役所に行くのが面倒くさい」「平日は時間が取れない」という君も大丈夫。今はスマホや郵送で手続きが完結するんだ。

 

マイナンバーカードを持っているなら、政府が運営している「マイナポータル」というサイトやアプリから、ポチポチと入力を進めるだけで申請ができる。わざわざ窓口に並んで待たされる必要もないんだよ。

 

もしスマホの操作が苦手なら、日本年金機構のサイトから申請書をダウンロードして、必要事項を書いてポストに投函するだけでもOK。意外とあっけなく終わるから、今日のうちにサクッと済ませてしまおう。

 

将来のために知っておきたい国民年金のメリットと「追納」の考え方

 

「年金なんて将来もらえるかわからないし、払うだけ損じゃん」という意見をネットで見ることもあるよね。でも、実は国民年金って、民間の保険会社では絶対に真似できないくらいお得な仕組みになっているんだ。

 

将来、損をしないために知っておいてほしい「追納」の話を最後にしておくね。これを知っているだけで、10年後の君が「あの時、ちゃんと手続きしてよかった」って思えるはずだよ。

 

10年以内なら「後から払う」ことで年金額を増やせる

 

学生納付特例や免除を使っている期間は、正直に言うと、将来もらえる年金の額が少し減ってしまうんだ。全額免除の期間は、普通に払った場合の半分しかカウントされないからね。

 

でも、社会人になってお給料に余裕が出てきたら「追納(ついのう)」という技が使える。これは、免除されていた分を最大10年前まで遡って、後から納めることができる制度なんだ。

 

20代のうちは免除してもらって、30代になって稼げるようになったら、当時の分を少しずつ返していく。そうすれば、将来もらえる年金は「満額」になるんだよね。無理して今払わなくても、10年という長い猶予があると考えれば、少し気が楽になるんじゃないかな?

 

節税対策にもなる!社会保険料控除のメリット

 

将来の年金が増えるだけじゃなく、追納には「今の手取りを増やす」という嬉しい副作用もあるんだ。年金として払ったお金は、全額が「社会保険料控除」という対象になって、その年の税金(所得税や住民税)が安くなるんだよ。

 

つまり、普通に貯金するよりも、年金を追納したほうが税金が安くなって、トータルでお得になることが多いんだ。これは社会人になってから意識すればいいことだけど、今のうちから「年金は自分を助けてくれる仕組みなんだ」ってポジティブに捉えておいてほしいな。

 

君の20歳からの人生はまだまだ長い。最初の一歩でつまずかないように、まずは届いた書類を手に取ってみることから始めてみよう。君の未来が、少しでも明るくて安心できるものになるように、僕はいつも応援しているよ。

 

国民年金の20歳の手続きに関するFAQ

 

Q:20歳の誕生日を過ぎたのに、何も書類が届かない時はどうすればいい?
A:まずは住民票を置いている住所を確認してみて。引っ越しをして住所変更をしていないと、実家や前の住所に届いている可能性があるよ。それでも見当たらないなら、近くの年金事務所に電話して「20歳になったので基礎年金番号を知りたい」と伝えればOK。丁寧に教えてくれるから安心してね。

 

Q:学生納付特例の申請は、一度やれば卒業までずっと有効なの?
A:残念ながら、学生納付特例は「1年ごとに申請」が必要なんだ。毎年4月になると、また新しい申請書が届くから、忘れずに提出しようね。「去年やったから大丈夫」と思っていると、知らない間に未納扱いになっちゃうから注意だよ。

 

Q:親が代わりに払ってくれると言っています。甘えてもいいのかな?
A:もし親御さんが「払ってあげるよ」と言ってくれるなら、ありがたく甘えてもいいと思うよ。親が君の年金を払うと、親自身の税金が安くなるというメリットもあるんだ。家族会議を開いて、今の自分にとって一番いい方法を話し合ってみるのもいい経験になるはずだよ。

 

Q:フリーターから就職が決まりました。何か特別な手続きは必要?
A:会社に入ると「厚生年金」に切り替わるから、国民年金から抜ける手続きは会社が全部やってくれるよ。基礎年金番号通知書(または年金手帳)を会社の担当者に渡すだけでOK。自分で役所に行く必要はないから、新しい仕事に集中してね。

 

さて、国民年金の話はこれくらいにしておこうかな。これだけ分かれば、君はもう立派な大人の仲間入りだね。僕も喉が渇いたし、そろそろ冷蔵庫にある麦茶を飲んでひと休みしようと思います。